想い出・・・こんな私の足跡

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愛した人

愛した人 

おかんが亡くなった当時
私は恋をしていた。

高校の文化祭で知り合った彼。

彼が3年、私が1年だった。


4人グループでいつもつるんでいた彼は
私に取ってとても眩しい存在だった。


地味で目立たない。
お洒落や恋とは全く無縁の場所にいたから。


彼のクラスで催した「ディスコ」で
彼が私を見つけてくれた。


初めて、本当の恋に落ちた。


それまでの片思いとは違う、
初めて出来た彼氏。


私は彼に夢中だった。
とても優しくて、私の知らない事を沢山知っていて
いつも夢や目標のある人だった。









当時は携帯などなかったから
家の電話で毎晩彼と話をした。



おかんは私に彼が出来、学校帰りに遊んで帰る様に
なった私を、とても心配していた。
それは
彼の両親も同じだった。



何もかもが初めての、明らかに浮かれ、夢中になる私に
おかんはいつも注意をしていた。



この頃、私はお洒落を忘れ
すっかりおばさんになってしまったおかんを毛嫌いしていた。







よく、
覚えている。




学校から歩いて3分程のアパートに住んでいた私たち、家族。


毎日、おかんがお弁当を作ってくれていた。





もう、具合が悪くなっていたおかん。
朝、出掛けにお弁当を忘れた私を追いかけて来た。



部屋着のまま
お弁当を手に、追いかけて来たおかんを
私はみっともないと思った。
同級生に、見られたくない・・・・・。


言葉は忘れてしまったが
酷い言葉を放った。
そんな物、どうでもいい。
追いかけてくるな。
そんな様な言葉を、吐いてしまった。






申し訳なさそうな
とても悲しそうな




とても悲しそうな顔が
こうして書いていて思い浮かぶ。



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