想い出・・・こんな私の足跡

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裏切り

裏切り 

千香の家族は
まるで当たり前の様に私を迎え入れてくれた。

そうする意外に方法なんてないでしょう、と言う位に
自然に私を受け入れてくれた。


高校2年がこうして千香の家族と共に始まった。






千香と仲良くなったのは
1年の時の体育際だったらしい。
私は覚えていないが
貧血で具合の悪くなった千香を私が保健室まで付き添い
ずっと側にいたらしい。



千香は当時からとても優しい人だった。
いつも何故か申し訳なさそうに笑う癖のある人だった。



とにかく
親戚から離れたかったのが一番だった。
行き先が決まらなければ
施設に入れられてしまう。
今、冷静になって考えればそうしておけば良かった
そう思ったりする。

私は自由に
いきなり自由になりすぎてしまったのかもしれない。




千香のお父さんもお母さんも
まるで自分の子供と変わらない接し方をしてくれた。

おかんの死に方を知っている。
何故ここにお世話になっているのかももちろん承知だ。


だが
千香に対しての教育と
何ら変わらない愛情を他人の私にも
当然の様に与えてくれる両親だった。










でも
私は次第に
世話になっている
恩も忘れ
その両親の温かい気持ちを
疎ましく思う様になってしまった。


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