想い出・・・こんな私の足跡

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一人での一歩

荒波の向こう側(5) 

千香の家族は
私が知らなかった空間だった。

お父さんが中心でお母さんもとにかく出来すぎた人。

弟がいて4人家族だった。






緊張を和らげる為か
お父さんが特別にカクテルを作ってくれた。





生まれて初めて呑んだお酒。



「バイオレットフィズ」



甘くて美味しくて

このお酒は
いまだに思い出の酒であり
偏屈な私は
ここで以外に口にした事は無い。








おかんの話を全くせずに
とにかく温かく迎えてくれた。






お好み焼きを作ってくれて
沢山、話をした。





「もう遅いから、大丈夫なら泊まっていってみたら。」




そう言ってくれた。




初めてのお酒に酔った事もあった。






千香の部屋に
布団を敷いてもらい
その夜は泊まらせてもらった。




ご両親から見たら
シュミレーションをさせてくれたのかもしれない。








あくる朝

ご両親がそっと言ってくれた。







うちで良かったら
千香と同じ部屋になるけど来なさい。
学校を
卒業しなさい。









こんな事を言える人が
どれだけいるだろう。







当時の私は親戚から逃れる為に
それだけの為に
感謝の気持ちも薄いまま
この言葉に喜んで飛びついた。



思いやる事を知らない私。
自分が可哀想な境遇になった事に
芯から酔っていた私。




私の行き場が見つからないと
いつまでも話し合いを続け
それを見なければいけない事がもう嫌だった。







こうして
私の

人の好意に甘え
それを裏切り続ける生活が
ここから始まった。






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