想い出・・・こんな私の足跡

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母の死

おじいちゃん 

おかんの葬儀にこれなかった親類
それはおじいちゃんだった。


とても穏やかで優しくて
日本人とは思えない顔つきをしていた。

私はおかんとそっくりのおじいちゃんが大好きだった。








そんなおじいちゃんは
風邪をこじらせ、脳に菌が回ってしまったらしく
体が不自由に、寝たきりになってしまっていた。






書くのが前後してしまうが
おじいちゃんは
死ぬまでおかんが死んだ事を知らなかった。





おかんが死んで次の年に亡くなってしまったおじいちゃん。





最後まで
私をおかんだと思っていた。











おかんが死んでからしばらくして
病状が悪化してしまったと知らされ
お見舞いに初めて行った日の事だった。








「おじいちゃん。わかる??
大丈夫??」






ベットに横たわるおじいちゃんに話しかけた。







おじいちゃんは
とても優しい顔で答えてくれた。










ただ
それは
私の名前では無かった。









混濁とした意識の中で呼んでいる名前。



それは
おじいちゃんが可愛がっていた
末っ子のおかんの名前だった。



私の事を
おかんではなく
孫だと説明する親戚・・・・・・。







おじいちゃんがわからないなら
分からなくていいと思った。


わざわざ
辛い報告はしなくてもいい。


先が長くない事は
私から見てもわかる。
そんな人に
娘はもう死んでしまったと
もう
いないのだと
伝える必要があるのか・・・・・・・・。
それに何の意味があるのだろう・・・・・







おかんに話しかけていた。








側にいた親戚が慌てておじいちゃんに私の名前を
教える・・・・・・・・・・。





悲しかった。





私が分からない事じゃなくて。







おじいちゃんが
呼んでいるおかんはもういない事が
申し訳なかった。






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