想い出・・・こんな私の足跡

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母の死

葬儀 

眠れない夜が明け朝が来た。


その日も何をしていたのか
日中の事は何も覚えていない。

ただ
私はおかんの側にいた。






親戚が葬儀場を手配してくれ
通夜の段取りになった午後。




葬式に出た経験が無かった。
初めての葬式が、自分のおかんの物だった。




何かで見た記憶がある・・・・・・・
「死に化粧」というもの。



いつもキレイだったおかん。
いつから化粧をやめてしまったのだろうか。


そんな事が頭の中をよぎり
葬儀屋の人に聞いてみた。








「口紅を・・・・・・・・
最後に口紅だけ
してあげてもいいでしょうか・・・・」


一番最後の顔を
人に見られるんだから
口紅をしてあげたいと思った。








「・・・・・・・・」








何も言わずに
首を横に振られた。


おかんの体は
それすらしてあげれない位
ボロボロになってしまっていた。





最後にしてあげられる事すら
私にはもう何も無かった。







遺体を運ぶ車におかんは乗せられ
住み慣れた家を
出て行った。







私はそれを
当時付き合っていた
初めて恋をした彼に
支えられる様に見送った。





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