想い出・・・こんな私の足跡

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家族

おじさん(2) 

いつも私達を可愛がってくれるおじさんだった。


おかんとおじさんの付き合いは離れても
かなりの年数
続いていたと思う。



ただ
いつもそばにいないおじさんは
気づいていなかった。



おじさんが聞かせてくれる
未来の、夢のある話を
私達がどれだけ渇望し
そして、叶わない事だと悟っていた事に。






おじさんが
私達にこれからどんな事をしてあげたいか
将来の事をどんなに助けてやりたいかと話す様になってから
おかんとおじさんの間に
溝が出来てしまったのだろう・・・・・・・。







大きくなって、高校に入る時
大学には行きたいのか??




小学生の私達におじさんは
先を急ぐ様にそんな話をする様になった。






兄が高校受験に入る前に
真剣におじさんと私達と
話し合ったのを覚えている。





兄はとても器用で
絵が上手だった。
暇さえあれば絵を描いていた。





そんな兄に
家族だけの、生活保護を受けている私達では
到底無理な話をおじさんはしてしまった。






無理だと諦めながら
兄がとても期待しているのが私にもわかった。






私にわかる位だから
兄の期待の大きさと
現実を目の当たりにした時の辛さは
おかんには痛い位に想像がついたのだろう・・・・。
















案の定
おじさんは兄に力を貸してはくれなかった。
兄は普通の高校を受けた。






何気ない会話の中で兄と話した事。






「わかってた事じゃんか。」













おじさんにどんな理由があったのかはわからない。
でも、やりたい事のはっきりしていた兄の期待を
何の断りもなく裏切った事に変わりは無い。





例え遅くなっても、
納得できない理由でも
おじさんが一言、力になれなかった事を兄に
詫びてくれさえすれば
兄も、私も
こん風におじさんから
そしておじさんを選んだおかんから






離れなくてすんだのかもしれないと
考えてしまう事がある。



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