想い出・・・こんな私の足跡

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束の間の夢

子供の心(3) 

私の体の事について
きっと何度もおかんはおじさんと話し合ったのだろう。


何度かおかんに聞かれた。



何か、不安に思ってる事はない?
正直に言っていいのよ・・・・・。
誰も怒ったりしないし
誰もあなたを嫌いになったりしないのだから。
何か感じている事があるなら、いつでも話していいの。



おかんはそう言った。





私は本当に何も不安などなかったから
ただ、そう言った。毎回。
本当に平気なの。
おじさんもお母さんも大好きなの。






本心だったから、それが。






だけど、おかんは子煩悩な人だったから
自分を責めたのだろう。
平気、と言う私の言葉も我慢に聞こえたのだろう。







ある日
おかんが兄と私を連れて電車で出かけた。






おじさんと住んでいるアパートからかなり離れた所だ。



知らない駅からかなり歩いて
一軒の、二軒長屋に辿り着いた。



3人で中を見て回った。




また、皆で違う所に住むのかな・・・・・
仲良くなった子達の名前を心の中で呼び
離れてしまうのかな・・・・・・と
不安になった。






その古い長屋を見ておかんが聞いた。

「どう?ここ。
ちょっと古いけど、気に入った??」






うん!!と答えた。







何だかおかんが悲しそうだったから。
古くて汚くて嫌だったけれど
そう言ったら、もっと悲しい顔になる気がして

うん!!

って、答えた。





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