想い出・・・こんな私の足跡

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幼き日

涙 

そんな父が一度だけ泣いたのを見たことがある。




当時我が家では秋田犬を飼っていた。






母が水商売をしている事は大人の口から口へ
そして子供の耳に入っていったのだろうか。



保育園でその事で苛められていた。
からかわれていた、と言う程度だったが。





冷やかす子達が集まる公園に
よくその犬を連れて行った。





とても大きくて従順で
まだ子供だった私達の言うことさえよく聞いてくれる
とても良い子だった。




弱い私は見せしめにその子を公園に連れて行き
大きな体の犬を従えている事で
彼らを黙らせよう、などと思ったりしていた。










その子のお散歩に
父はいつも自転車を使っていた。







その日は私達兄妹も一緒。





兄が後ろに座り
私は父の腕の中に座る様に
子供用の小さな椅子に座っていた。





坂道を下りきったYの字で
車が飛び出してきた。




その子がびっくりして
父の意思とは反対に引っ張ってしまった。


夜だったから
突然のライトに驚いたのかもしれない。










下り坂を下りてきた勢いそのままに
自転車がバランスを失って倒れた。




その拍子に私は道路に投げ出された。














真っ暗な夜だった。





あごを強打したらしく
パジャマが真っ赤に染まっていた。




今でもやけに鮮明に
その真っ赤な色を覚えている。





記憶の中のその赤い色は
とてもキレイだ・・・・・・・・。







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